中古住宅に対する「不安」「わからない」といった負のイメージを払拭すべく当協議会では新たな認定制度を新設しました。住宅性能、リフォーム工事、建物状況調査など一定の条件を満たした住宅には認定ロゴマークが付けられ、安心して物件選びをしていただける仕組みができました。

伊賀未来住宅とは

伊賀未来住宅は「劣化対策」「耐震性」「維持管理・更新の容易性」「省エネルギー性」「維持保全計画」といった認定基準を満たした住宅です。

「耐震性」「リフォーム工事等の実施状況」「20年間の維持保全計画」「住宅履歴の管理」「資産価値の評価」など今まで実施した点検や修繕内容、今後必要な点検内容や時期などが分かります。

伊賀未来住宅が安心な理由

インスペクターが、第三者的な立場から、また専門家の見地から屋根、外壁、室内、床下などの適正な診断で不具合と修繕が必要な箇所などの現況検査を行っています。

「劣化対策」「耐震性」「維持管理・更新の容易性」「省エネルギー性」など当協議会の認定基準に沿ったリフォーム工事を行っています。

検査でも発見できなかった基本構造部分の隠れた瑕疵により生じた損害を補償する保険に加入しています。万が一事業者が倒産した場合でも、買主から直接JIOに保険金の請求ができます。

「伊賀未来住宅」は20年間の維持保全計画書が作成されています。計画的に点検・メンテナンスを行うことで、住宅を長期にわたり良好な状態で使用でき、資産価値も下がりにくくなります。

「伊賀未来住宅」はりれきJIO’s（住宅履歴情報サービス）に登録しており、住宅履歴情報を長期間蓄積します。住宅履歴情報を蓄積することにより「計画的な維持管理」「将来の売買に有利」などのメリットがあります。

不動産鑑定士が既存戸建住宅評価システム（JAREAHAS）を用いて建物の適正な価格を算定しているので、安心して売買していただけます。

以下の断熱性能等の充実により、省エネルギー性能が高められています。
・居室サッシは2重ガラスまたはペアガラス
・天井裏または屋根面に断熱材を施工

・天井、床下点検口の設置
・防蟻処理
・床下土間コンクリート＋防湿シート

リフォーム実施時から20年間、定期的な点検・補修等のに関する計画が策定されています。

住宅を長持ちさせ、快適に住まい続けるためには設備配管の定期的な点検や清掃などのメンテナンスが必要です。
伊賀未来住宅は床下点検口の設置により床下配管の維持・更新を確保しています。

建築基準法で定められた、建物に備わっているべき最低限の耐震性能を満たしています。震度6強から7に相当する、数百年に一度起こる大地震に耐えうる強度を持つように構造計算されています。
また、震度5程度の、数十年に一度の頻度で発生する地震に際しては、建物の損傷防止に効果があるとされています。

住宅性能は、経年にともない低下していくので、節目ごとに専門家による建物の評価を得ることが大切です。
伊賀未来住宅は、定期的な点検・補修等に関する計画の設定が条件とされています。
リフォームやメンテナンスなどを上手に活用することで、将来的な建物の資産価値を保つことができます。

伊賀未来住宅は、りれきJIO’s（住宅履歴情報サービス）に登録しています。住宅の点検・リフォーム・修繕等の記録を蓄積することで以下のようなメリットがあります。

過去に実施されたリフォームやメンテナンスの記録が残るので、必要な維持管理計画が的確に立てられます。

住宅履歴情報を活用して、効率的な改修・リフォームの計画を立てることができできます。

持管理等の記録がある住宅は将来､売却する時にも、購入者にとって安心できるので、住宅の資産価値が適切に評価されます。

返済期間をこれまでの「３５年以内」から「４０年以内」と延長することで、毎月の負担額を軽減することができ、ゆとりをもった返済が可能となります。伊賀未来住宅の認定を受けた物件は▲0.1%の金利優遇をうけることができます。

伊賀未来住宅に認定された住宅は、維持保全計画に基づく将来のリフォーム工事に対応したリフォームローンをご利用いただけます。

名称	伊賀未来住宅限定当座貸越
金融機関名	北伊勢上野信用金庫
対象年齢（申込時）	満20歳以上、契約時69歳の誕生日末日までの方
融資期間	1年（審査により自動更新） ※ただし、満70歳の誕生月末日を期限とする
使途	維持保全計画に基づくリフォーム資金
対象とする不動産	伊賀未来住宅ローン利用物件
融資極度額	50万円以上800万円以下（50万円単位）
返済方法	残高スライド返済方式
保証人	保証人不要